商品紹介
ナポリで創業４０年を超えるハンドメイドを得意とするカミッチェリア：ヴァナコーレのシャツです。

創業者は、ボレリ出身で、現在２代目が指揮を振るっています。外注も併せて女性中心に５０名程の中程度で目の行き届く規模を維持しながら、
ハンドメイドで素晴らしいシャツを送り出しています。
尚、ナポリでは、ネクタイ、シャツ、刺繍は、繊細で丁寧、素材も柔らかいことから女性の仕事とされています。

３ハンド～所謂フルハンドである１６ハンドまで対応する非常に能力の高い集団です。
こちらは、９ハンドで、ボレリのロイヤルコレクション（８ハンド）を超えるハンド率で仕上げたながらも価格は、税込みアンダー３万以下という驚異的なコストパフィーマンスで提供されています。
現地価格は、１８０ユーロ。

生地は、コットン８５％、ウール１５％の秋冬向け素材。

９ハンドの手縫い個所は、次の通り
１）台襟付け
２）ヨーク前線
３）袖付け（袖後付けのセットインスリーブです）
４）剣ぼろ閂留め（前立ての留めにも閂留めが用いられています）
５）ボタン付け（根巻き仕様です）
６）ボタンホール
７）ガセット付け
８）前立て裏処理
９）カフ付け（手縫いを売りにするカミッチェリアでもここを既成ではやりたがらないというか、台襟付けと同様に手間がかかる箇所です）

前立てなし、ポケットなし、シングルカフのシャツの王道。
台襟後ろの高さ：４．８ｃｍとやや高く仕立てたもの。
ボタンは、表側をフラットに仕上げた、無染色の白蝶貝。艶やかに真っ白で仕上げた白蝶貝もよいですが、この無染色のベージュのボタンは上品かつクラシカルで個人的に非常にお勧めします。
肩と背はギャザー仕様で特に肩の立体的な仕上げは、トルソーに着せた画像からも見て取っていただけるかと思います。


創業者がボレリ出身ということで、ナポリの伝統的な手仕事を大切にしていることが理解できるのはもちろんですが、
ボレリを如何にして超えるか、個性を出して市場で認められるかを追求せざるを得ないので、
品物としては、ボレリの上を行き、価格も抑えるということを相当研究して作られていることが伺えます。

水色の無地で、若干起毛のかかった生地。
ロングポイントで個性的な襟型ですが、タイドアップも決まりますし、カジュアルに倒しても面白い着こなしが楽しめます。

サイズ感は、ややスリムですが、ぴたっとしすぎない所謂コンフォートフィット。
兎に角細身がお好きな方には向かないものです。
一方で、トレーニングなどで鍛えられている方、肉付きが良い方にも着ていただけるサイズ感、これくらいの身頃がある方が、ドレープも綺麗ですので、
私はお勧めします。インポートしたバイヤーの感度の良さが感じられます。

是非この機会にご検討下さい。






商品スペック
生産国：イタリア
素材：コットン１００％
サイズ：４１
色：画像にてご確認下さい
コンディション：新品未使用、タグ付
コンディション追記：
小売価格（税抜き）：２７，
肩幅：５０．５ｃｍ （肩山－首裏付け根－肩山の立体計測）
袖丈：６４ｃｍ
裄丈：－－ｃｍ
着丈：７９ｃｍ
身幅：５８ｃｍ（脇下）