戦国玉の手法で丁寧に作られたデザインの大きなパーツが目を引きます。間に挟まれたビーズパーツもガラスでつくられていて、半透明の白色の物は内側に銀箔が施されて、経年変化で燻したように硫化しています。作家物ですが、お名前を失念しました。別出品中の林裕子さんのとんぼ玉は1珠で2万超えですが、こちらのネックレスは細工の込み具合に比べてお値段がかなりお買い得になっています。 施された技法が異なるので単純比較は出来ませんが、どちらの作家物も、一般的によく見られる「流水に花をランダムに散らしたタイプ」とは異なり、位置決めの正確さがシビアに問われる珠です。 こちらのような戦国玉のデザインはどのように制作されるかをご存知なら、5珠の連でこの価格はお値打ちだとご理解いただけると思います。作家物は出会い物なので、お気に召した方、ご検討ください。巷でよく見る、水中に花柄等を散らしたものには食傷気味の方やワンランク上のトンボ珠をお探しの方に。