１．南朝の忠臣 楠木正成が自刃した最後の地 兵庫県神戸市 湊川神社に社宝として伝来する楠木正成所用の大黒頭巾形兜 打ち出の小槌の前立てが複写謹製されたものです。
２．桐箱に同封されている当時の宮司 藤巻正之氏の「大黒槌の記」という由緒書きによれば「湊川神社の社殿再建に際し、本殿、祝詞殿、透塀造営寄進を発願された塩田富蔵氏がその竣工を欣喜され、御祭神に最も由緒深いものとして特に作製ご寄贈を戴いたもの」とのことであり、昭和３８年の竣工式に際し、湊川神社が福徳円満を祈念して関係者に贈呈した縁起物の記念品のようです。
３．長さ約１１cm、鉄製でずっしりと重く、金箔の色合いもよい兜の前立てで、裏側には楠木正成が橘氏の後裔であることを示す橘 正成の名が刻まれており、なかなか格調高い作風です。現物を見ながらしっかり作り込んだ逸品と思われます。６０年ほど前から薄い黄色の布に包まれて大切に保管されてきたようです。
４．奈良県 信貴山寺の「菊水の兜」同様、湊川神社の「大黒頭巾形兜」も好きな兜で、この前立ては長く大切にしてきたものですが、楠木正成公が好きな方にお譲りしようと思い、出品します。
５．発送は宅急便、もしくはゆうパック（おてがる版）でお願いします。