職人によるハンドメイドの革製ボストンバッグです。 ２０１３年にフィレンツェに旅行した際に、現地の職人さんの路面店にて購入しました。購入価格は３００ユーロ（おおよそ4万円前後）でした。１年半ほど使用していたと思います。フィレンツェに行かれた方ならわかると思いますが、現地で代々職人をされているイタリア人が丁寧に作っているものと、イタリア製を謳いながらイタリアで出稼ぎ中国人が大量生産しているだけのあまりクオリティーの高くないものがあります。購入先の職人さんが教えてくれました。こちらは前者になります。フィレンツェでは丸一日革製品の買い物に当てたのですが、後者の大量生産品のバッグが路上の売店等にあふれていました。それらは全てデザインや大きさが一緒です。こちらのバッグはそれらより一回り小さく、日常使いにちょうど良い大きさとなっています。 素材はバッファロー（水牛）の革を使っているとのことで、艶のあるオレンジに近い明るめのブラウン色です。大量生産品との革と比べると明らかにこちらの方が厚みがあり、質感の良さも含めて良質な革を使っているのがわかりました。 一日探してもこのサイズ、色、素材のものは他に見つけられませんでした。前面中央のロゴには GRUPPO GIORGIO 1966 LEATHER FACTORY FIRENZE と刻印されています。 一点ものですし、現地でしか買えないものなので他人とかぶることは無いと思います。おおよその採寸です 幅：約38cm 高さ：約26.5cm 奥行き：約13.5cm ショルダーストラップの金具を含めた全長：102.5cm ショルダーストラップは長さ調整できません。ストラップをつけた状態で１７０cm普通体型の私が斜めがけをした場合、バッグの底面がお尻の半分のあたりに来ます。状態ですが、外側は使用感があります。かどのあたりに擦れが見られます。ですが質のいいレザーなので、特に手入れはしていませんが質感は高いままです。大きな問題が内側に一つあります。左右にパイピングがあるのですが、それの外側の革が劣化してボロボロになっています（写真１０枚目）。剥がれた細かい革が内部にポロポロと落ちてきます。それらを全て取ってしまうといいかもしれません。そこ以外は内部は良い状態と言えると思います