【1】概要:・西独Telefunken社が1960~70年代に制作したと推定される2Wayシステム、Hi-Fi Klangbox L 20のペアです。・エンクロージャー含めオリジナルです。・ウーハー、ツィータともに強力なものですので芯のある素晴らしい音が出てきます。・特にウーハーのマグネットが大きく強力ですのでサイズから受ける印象とは異なり低音の迫力は素晴らしいものです。・ツィータはアルニコマグネットの本格仕様で輝かしい高音を聞かせます。・詳細は下記URLを参照ください。https://www.radiomuseum.org/r/telefunken_hifi_lautsprecher_box_l20.html・この時代のヨーロッパ系マルチウェイシステムは、オリジナルのk【2】システムの仕様:・ウーハー(フルレンジ):13cm口径、大型マグネット・ツィータ:13cm×8cm口径、大型アルニコマグネット・クロスネットワーク:12db/octの本格的構成です。・ただし、測定した結果、2本ともツィータ用コンデンサが劣化しており、高音がほとんど出ない【3】音:・以下は主観ですのでご承知おきください。・DENONの無帰還中規模アンプで試聴しました。・出品のユニット群は相当大きなミュージックパワーを入れても大丈夫ですので、強力なアンプを使用するのも良い音の条件になります。・もちろん中小出力の真空管アンプでも十分な音圧で鳴ります。・以下の感想は主観ですのでご承知おきください。・最初に、いつもモニターレファレンスで使用しているJAZZピアノトリオの名盤、ピムヤコブスの「COME FLY WITH ME」を試聴しました。・このCDは特にウッドベースの演奏と録音が素晴らしいことで有名です。・この小さめのシステムから強力なベースがグイグイ出てきて驚きます。・次にブルーノートのソニーレッドの「out of the BLUE」を聴きました。・これは有名盤ではないですが、ワンホーンJAZZの名盤と思います。・1959年録音の音とは到底思えない素晴らしい演奏・音質です。・アルトサックスが前に出てきてJAZZの熱気が伝わってくる再生です。・高音質録音のビバルディとモーツァルトの弦主体のCDを試聴しました。・いずれも落ち着いた、つややかな弦の響きが素晴らしいです。・バイオリン、チェロなどのの倍音がきれいに再生されます。・ホールの大きさもうまく再生されていると思います。・Telefunkenですのでクラシックへの高い対応力は定評があります。 【4】測定結果(1)測定データ:・画像9,10にそれぞれのシステムの周波数強度特性示します。・ビンテージユニット、システムは不良の確率が高いので、厳密な測定での特性データを確認しておくと安心です。 (2)測定環境・測定用マイク:スタジオ仕様の高性能測定用コンデンサマイク・スピーカー~マイク位置:50cm ・左右個別に同じスィープ信号で測定・スィープ:20~20000Hz (3)特性の感想・左右の特性、能率はよく揃っています。・60~16000Hzを再生可能と読めます。・低域はこのサイズのスピーカーとしては出色の出方です。・高域はアルニコツィータとレストアしたネットワークの威力でかなり高いところまでフラットに出ていて素晴らしいです。 【5】輸送・輸送は120サイズの予定です。・送料は着払いでお願いします。 【6】そのほか・到着後1週間以内に動作確認をお願いします。・それ以降のクレーム、お問い合わせには対応できません(返答できません)のでご了解ください。 ----------------------------------------------------・下記URLはビンテージスピーカーシステムの記録を解説したブログです。http://geo80002002.livedoor.blog/archives/cat_347256.html
【4】測定結果(1)測定データ:・画像9,10にそれぞれのシステムの周波数強度特性示します。・ビンテージユニット、システムは不良の確率が高いので、厳密な測定での特性データを確認しておくと安心です。
(2)測定環境・測定用マイク:スタジオ仕様の高性能測定用コンデンサマイク・スピーカー~マイク位置:50cm ・左右個別に同じスィープ信号で測定・スィープ:20~20000Hz
(3)特性の感想・左右の特性、能率はよく揃っています。・60~16000Hzを再生可能と読めます。・低域はこのサイズのスピーカーとしては出色の出方です。・高域はアルニコツィータとレストアしたネットワークの威力でかなり高いところまでフラットに出ていて素晴らしいです。
【5】輸送・輸送は120サイズの予定です。・送料は着払いでお願いします。
【6】そのほか・到着後1週間以内に動作確認をお願いします。・それ以降のクレーム、お問い合わせには対応できません(返答できません)のでご了解ください。
----------------------------------------------------・下記URLはビンテージスピーカーシステムの記録を解説したブログです。http://geo80002002.livedoor.blog/archives/cat_347256.html