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【概要】東芝の1960年代のモジュラーステレオに付属されていた16cmロクハンアルニコフルレンジ＋4cmアルニコツィーターの2WAYフロントバスレフスピーカーです。まだこの時期のモデルですので今のモデルの様にバスレフポートはありませんが、代わりにスリット状の開口部にスポンジが装着されており、ダンプドバスレフ効果を狙っている様に思います。
ツィーターユニットはよくあるタイプですが、メインの20151621ロクハンアルニコフルレンジユニットは個人的に非常に好印象なユニットです。以前からよく『この頃のこの手の16cmウーファー2WAYシステムのウーファーは実質ほぼフルレンジです』と書いてきましたが、このユニットは特に100%純フルレンジユニットです。といいますのも以前目にした1969年発売モジュラーステレオ『ソフィア SM-280』に付属されていたスピーカーがまさにこの20151621ユニット1発使いだったからです。このユニットの細かいルーツは以前その際に書いたので今回はそのままコピペはしませんがまとめると、
・レトロで綺麗な花形形状フレームは少なくとも1960年代初頭から、さらには1950年代から使われていたかもしれない・この手のモジュラーステレオ用ユニットとしては立派なアルニコ磁気回路と彫りの深いフレーム及び振動板・事実8Ω 16W入力と当時の同等他機種の群を抜いており、音量を上げても『コシのある野太い低域～濃厚且つ明るさもある中高域』の良バランスが崩れず、まさに『打てば響く』鳴りっぷり・一方振動板表面の見た目は『控えめなメッシュセンターキャップ・コルゲーションも無い素コーン・エッジもフィックスドエッジ』と全ての印象が控えめ（から出てくる野太いサウンドのギャップが良い）・DiatoneのP-1618（16Ω2W入力）ユニットと見た目が全く同じ
と魅惑満載のユニットです。といいながらもちろんまだまだマイナーなユニットで、P-610系やアイデンの12cmフルレンジ系の様に認知度の高いユニットでは到底ありませんが、聴けばなかなか説得力のあるユニットです。
SM-280付属のスピーカー：20151621ユニット1発使い・密閉型本スピーカー：同フルレンジ＋ツィーター・フロントダンプドバスレフ型BOX容量はほぼ同じ2機種の音の違いがどれ位あるのか比べるために全く同じ曲で聴き比べしましたが、基本的な良い部分はそのままに、やはり高域の伸びと低域のパンチが本機の方が好印象に感じました。しかしいずれにしても20151621ユニットはなかなか馬鹿にできないフルレンジユニットに感じます。テスト動画を撮りましたので是非ご試聴ください。・Cleopatra"s Dream (本機)・Cleopatra"s Dream (20151621 1本使いのSM-280のスピーカー)・Beautiful Love (本機のみ)

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【仕様】・モデル年式：1960年代・スピーカーユニットウーファー：アルニコマグネット16cmコーン型 ダンプ剤つきフィックスドエッジ 20151621 ※実質フルレンジユニットですツィーター：アルニコマグネット4cmコーン型 20151622・インピーダンス：8Ω・最大入力：16W・BOX形式：フロントバスレフ式・スピーカー接続方法：コード直出し ※左右でスピーカーコードが異なりますがいずれも黒い方がマイナス側です。・大きさ：(幅)250mm×(高さ)395mm×(奥行)200mm

【お願い】送料込～売切りますので、到着時に正常に鳴らない場合を除き、基本的にノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。逆にもし到着時に正常に鳴らない場合は誠実に対応させていただきますのでご安心ください。また当方入金等急ぎませんが、
・基本的にはオークション終了後24時間以内に