xvpbvx 唐津の巨匠 田中佐次郎先生の韓国の亀山窯で作られた刷毛目伊羅保ぐい呑です。刷毛目の上に伊羅保釉をかけ斑状に溜りができ、そして流れ、変化に富んでいます。轆轤も開きぎみに挽き上げられ動き有る姿を成し、口辺にはベベラができています。かなり高温で焼かれたせいか、胴下部から高台にかけて陶土がよく溶けています。先生は400年程前に日本に伝えられた朝鮮の魚魚屋や伊羅保等の銘碗を再現すべく、韓国の釜山近くに亀山窯を築き作陶に励んできました。韓国で作られた作品は大変少なく貴重な一品です。先生は８０歳を過ぎ円熟期を迎え、日本の陶工の中でも一番の実力の持ち主です。窯印も亀をイメージした亀山窯のもので本物であることは保証します。口辺には小さなホツが一ヵ所有ります。箱は有りません。この機会をお見逃しなく。径６，７×６，４㎝ 高６，０㎝ 箱なし しおり付