新進気鋭の英国の写真用具メーカー、Interpid Cameraが作っている木製8x10フィールドカメラです。

8x10バックと4x5バックの両方が付きます。
4x5バックはレボルビングしますので、付け替えなくても縦横どちらでも撮影可能です。

マホガニー等で作られた戦前の木製カメラのような重厚感や堅牢性はありませんが、レンズボード・8x10バックを含めて実測で2.3Kgという軽量が売りです。

山岳写真やストリートフォトに最適かと思われます。

アオリ機能としては、
フロント
・ライズ／フォール
・左右シフト
・左右スイング
・上下ティルト
リヤ
・上下ティルト
となります。

アオリ機能を含めた各部の動作には問題ありません。

蛇腹に若干の折り癖が付いていますが、機能上問題ありません。
蛇腹も非常に軽量・かつ強靱な素材でできており、穴・破れ等はありません。

レンズボードの着脱、ロック共に正常です。

軽量化・コンパクトにするためにいろいろな工夫がされています。

フロントスタンダードを固定するネジ穴が5箇所あります。

ラックアンドピニオンのフォーカシング機構と併せて、レンズ取り付けて三脚に固定した際の最適な重量バランスを取るためと思われます。

また、8x10バック、4x5バックとも強力なネオジウム磁石が8箇所に仕込まれており、本体側の8箇所のネオジウム磁石と接着するため、フィルムバックの密着性が高いです。

今までありそうでなかった仕組みです。

4x5バックはリボルビングの位置固定にもネオジウム磁石が使われています。

通常、金属の弾性を利用して作られているフィルムバックのフィルム押さえ部ですが、本機では軽量化のためにゴムになっています。なかなかよく考えられた仕組みです。

4x5バックは、グラフロックバック相当であり、フィルム押さえ部を取り外すとロールフィルムバックやポラバックが固定できます。

蛇腹の伸長は最大で50cm強です。

折り畳んだ際の小ささは特筆に値します。
普通のリュックにそのまま入ります。

付属品は、本体の他に
・8x10バック
・4x45バック（レボルビング可能）
・レズボード
です。

レンズとフィルムを用意すれば、すぐにお使いいただける
たくさんの写真を以下のリンクに掲載しましたので、 写真は商品説明の一部です。

Interpid 8x10 field camera


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