今から４９年前に製作されたYAMAHA FG-450、小傷は散見されるものの、ほぼ半世紀前のギターということを勘案すれば、素晴らしい所有しているFG-440との比較で、自分のプレースタイルには440の方が適していると判断し、出品します。
グリーンラベルで、１９７２年から７４年までの２年間のみの製造で、トップはスプルース、サイドとバックはハカランダの合板、ネックはアフリカンマホガニー、指板とブリッジは縞黒檀が奢られています。
当時のヤマハの合板は、現在の合板とは全く異質で高品質です。レッドラベルが珍重されますが、実は技術的に熟成されたグリーンラベル期に名機が多いです。同じ合板のFG-180も所有していますが、４５０のほうが深みがあり、深い音がします。
弦高は１２フレット６弦側でほぼ２ミリ、１弦側で１・７５ミリほどと、現代のギター並みの低弦高に調整されています。オクターブ調整された牛骨製サドルと、ペグおよびトラスロッドカバーのビスがステンレスのビスに交換されている以外はフルオリジナル画像で状態をご判断いただき、ノークレームノーリターンでお願いします。